ローカルSEOはサービス(例えば飲食店)を検索したときに、その地域での最適化を向上させる施策になります。
例)新宿_ラーメン
引用:Google検索
ローカルSEO=MEOと同一に解釈されるケースもありますが、本記事ではローカルSEOの一部と定義します。
本記事では、ローカルSEOについての詳細や実際に施した結果などを紹介します。
目次
ローカルSEOの起源
ローカルSEOの起源は、検索エンジンで検索した際に、その近くの結果や、店舗の開店時間、地図への掲載などの追加情報を提供しようとした2003年から2005年までさかのぼります。
参考文献:The Evolution Of SEO Trends Over 25 Years
ローカル検索結果は2種類
検索エンジンがユーザーの位置情報を検知し、ローカルの情報を表示させる結果(ローカル検索結果)は主に下記の2種類になります。
- ローカルパック
- ローカルオーガニック検索結果
この他にもナレッジパネルやGoogleしごと検索(Google for jobs)などもありますが、本記事では割愛いたします。
ローカルパック
ローカルパックは、位置情報が最適化されたGoogleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)の情報が表示されます。
例)新宿_ラーメン
引用:Google検索
こちらの上位化対策を日本国内の業界用語ではMEO対策と呼ばれています。
冒頭で説明しましたが、ローカルSEO=MEOと同一の意味に解釈されるケースもありますが、本記事ではローカルSEOの一部と定義します。
MEO対策が必要な業種は?おすすめの業種別3選
ローカルオーガニック検索結果
ローカルオーガニック検索結果は位置情報が最適化された検索結果が表示されます。
例)新宿_ラーメン
引用:Google検索
ローカルSEO施策の実体験を紹介
下記は、とある市町村を限定した「カラオケ店のまとめサイト」をローカルSEOで上位表示させた順位の結果・推移グラフ・トラフィック(合計クリック数)になります。
検索ワード:地域名_カラオケ
推移グラフ
2020年12月の中旬に公開後、緩やかに順位を上げて2021年8月7日に1位となりました。
トラフィック(合計クリック数)
トラフィックは新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が解除された日(2021年10月1日)を境に上昇傾向にあります。
引用:Google検索
ローカルSEOの施策ポイント
施策ポイントになるのが、検索ワードの選定になります。
狙った検索ワードで強固なライバルページが存在しないことを確認したうえで、ローカルSEOを進めることが効率的です。
なお前述で紹介したローカルSEOの実体験のトラフィック(合計クリック数)ですが、一見すると少ないので、成果が疑義的に感じるかもしれません。
しかしながら、ローカルSEOで狙う検索ワードは商品の購入など具体的な行動がある「取引型」と呼ばれるキーワードに分類され、なおかつ地域を絞っていますので、成果達成率は極めて高い傾向にあります。