嫌がらせのGoogleマップ口コミは、誰にでも起こり得る問題です。
本記事では、Googleマップに投稿される身に覚えのない口コミや、嫌がらせの口コミを対処する方法を解説します。
目次
コメントなし低評価クチコミの対処方法
結論を述べますと、現時点で「コメントなし低評価クチコミ」を削除することは困難です。
腹立たしいことですが、これはGoogle口コミの性質上、受け入れるべきものと考えてください。
ただし、低評価(たとえば星一つ)がついた場合、平均評価が低下します。
平均評価の低下を抑止する対処方法として、お客様に口コミ投稿をお願いするためのPOPなどで口コミを促進する方法が効果的です。
当社ではGoogleマップの口コミを増やしたい方へ「口コミ促進チラシ」を無料公開しておりますので、ダウンロードしてご活用下さい。
↓↓↓
身に覚えのないクチコミの対処方法
Googleマップに掲載された身に覚えのない口コミは、対処するのが非常に難しいことがあります。
身に覚えのないものと判断できるのは、大まかに言って、次の2つの場合です。
- 投稿者が店舗を誤って評価した
- 悪質なクレーマーまたは評価関連の不正なビジネス活動によるもの
いずれにせよ、その口コミが事実無根であることをGoogleに納得させるのは非常に難しいことがあり、削除されない可能性もあります。
さらに、嫌がらせの口コミを削除できたとしても、相手が反発する可能性も考えられます。
そのため、削除の申請だけでなく、「返信」の機能を活用することも検討してください。
返信は店舗のスタンスや考え方を伝える機会でもあり、毅然とした態度を示すことが重要です。
明確な返信を通じて、お客様やサポーターとして応援してくれる常連の方々にもアピールするチャンスを生かし、より応援してくれるファンに変えることができます。
例)毅然とした態度を示した老舗旅館
喫煙迷惑客にSNSで反論した老舗旅館、新たな対策導入「宿の姿勢をはっきり示す」
ことの発端は2022年12月。禁煙ルールを破り、西屋の客室で喫煙した客に対し、遠藤さんはツイッターで「凍える空気の中、掃除してくれたスタッフに心の中で詫びなされ!!」などと発信し、大きな反響があった。
引用: 弁護士ドットコム
たとえば「1.投稿者が店舗を誤って評価した」の場合、
「実際に当店をご利用いただいたお客様でしょうか?もしご不満やご意見がございましたら、どうぞ直接お知らせいただければ幸いです。」
このアプローチは、他の利用者がその口コミを見た際に「ああ、これは実際に来店せずに書かれた悪意のあるものかもしれない」という判断の助けになります。
Googleへ通報する
Googleビジネスプロフィールをご利用の場合、以下の手順に従って対処できます。
- まず、管理画面(検索結果から編集)にアクセスし、「クチコミを読む」という項目を選択してください。
- 次に、該当する口コミの右上に表示されるをクリックし、「レビューを報告」を選択してください。
- 最後に、報告する理由を選択し、報告をクリックしてGoogleに報告完了です。
引用: Google検索
Google側がこれを了承すれば、その口コミは削除されます。
ただし、前述の通り、口コミの削除が保証されない点に注意が必要です。
口コミが事実無根であることを証明することは難しいため、削除されない可能性があります。
Googleビジネスプロフィールの口コミ削除基準を紹介
結論
現時点で「コメントなし低評価クチコミ」を削除することは困難です。
また、身に覚えのない口コミや嫌がらせの口コミも、Google側に事実無根であることを証明させるのが難しいため、削除されない可能性があります。
もし、このような口コミ投稿に直面した場合、冷静かつ効果的な対処が重要です。
毅然とした態度で明確な返信、ときには通報など適切対処で、店舗の評判を守りましょう。