店舗運営されている方々であれば、様々な商品・サービスの営業を受ける機会が多いと存じます。
その中で「MEO」というフレーズを耳にしたことはないでしょうか。
MEOとは「マップエンジン最適化」の英語名略称で、「地域名」+「業種・業態」というキーワードで検索した際にGoogle検索結果のMAP枠内に上位表示する施策を指します。
MEO(MEO対策)についての詳細は下記ページに紹介しておりますので割愛しますが、本記事では、知られていない意外なMEO活用術を紹介します。
Googleビジネスプロフィールを利用したMEO対策とは?
競争優位性を探すヒントになる
冒頭で説明しましたが、MEOはGoogle検索結果のMAP枠内に上位表示する施策になります。
例えば「地域名 ラーメン」と検索すると、その周辺のラーメン屋さんが並びます。
この結果は周辺にラーメン屋さんが複数存在するということです。
次に同地域で「地域名 沖縄料理」と検索してみると…
MAP枠が表示されません。しかしながらナレッジパネルと呼ばれるエリアに単独で店舗が表示されることがあります。
なぜこのような結果になるのか?
その理由は単純明白で周辺に競合となる同業者がいないからです。
実はこの沖縄料理店さん、以前は創作料理をメインに取り扱う居酒屋さんでした。
では「地域名 創作料理」と検索してみると…
MAP枠が表示される結果となります。
創作料理という検索ワードは幅広い料理店を拾う傾向にあるために、検索結果に置いては競合する結果となったわけです。
この地域では…
- 創作料理⇒競合が多い
- 沖縄料理⇒競合が無い
という検索結果となり、創作料理メインから沖縄料理メインにリニューアルしたことにより、地理的な競合が避けられ、単独で店舗表示されるという沖縄料理業種では優位性のある検索結果を実現しています。
すべての業界が同業種が多いからと、敵・味方に分かれることはありませんが、もし店舗をリニューアルする際には競争優位性を探すヒントとなります。
MAP枠の上位化だけがMEO対策ではありません
当社はMAP枠の上位化を実現させる対策をサービス提供している立場でありますが、「MAP枠の上位化だけがMEO対策である」と定義はしておりません。
地理的な競合は避け、ターゲットを絞った差別化した戦略となりますので、マーケティング調査の手段の一つとして活用されてはいかがでしょうか。
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